2023年12月1日

展示会の集客にコンパニオンは必要?効果や費用を合わせて解説

展示会集客

展示会の集客にコンパニオンは必要?効果や費用を合わせて解説

2023年12月1日

展示会集客

展示会の集客にコンパニオンは必要?効果や費用を合わせて解説

展示会に出展する際の大きな目的の1つは、見込み顧客の増加です。

本記事では展示会でコンパニオンがいることによって得られる効果や役割、相場費用や選び方などをご紹介します。コンパニオンの利用を検討している人はぜひ参考にしてください。

展示会のコンパニオンとは?

コンパニオンとは展示会でお客様との接客や製品のPRなどをする仕事です。クライアント企業とお客様をつなぐ大切な役割を任されます。すてきな衣装を身に着けることから、20代前半の女性に人気がある仕事です。

企業の顔となり、来場者の注目を集めるために、容姿端麗な女性が受かりやすい傾向にあります。展示会で起用されるコンパニオンは、事務所に所属しており派遣されるシステムが一般的です。

イベントのみでの派遣が多いため、1日や2日など短期での仕事がほとんどになります。容姿が整っていたら誰でもできる仕事ではありません。商品やサービスに関する知識やマナーなど、さまざまな知識を身につける必要があります。

事務所によっては知識やマナーなどを習得するレッスンを受けるところもあります。

コンパニオンがいることによる3つの効果

続いてはコンパニオンがいることで得られる3つの効果を解説します。

  1. 1.展示ブースでのアイキャッチ効果
  2. 2.声掛けのプロ
  3. 3.従業員の負担軽減

1つずつ見ていきましょう。

①展示ブースでのアイキャッチ効果

展示会の来場者は男性の比率が高いため、コンパニオンを用いることでアイキャッチ効果が期待できます。展示会では各企業が来場者に自社のブースに立ち寄ってもらうため、さまざまな工夫を凝らしてアピールしています。来場者は時間に限りがあるため、すべてのブースを周ることができません。

多くのブースの中から興味があるところだけに立ち寄ります。自社の製品やサービスを知ってもらうためには、来場者に自社のブースに立ち寄ってもらえなければ始まりません。コンパニオンは見た目が華やかで視覚的に目立つ存在であり、来場者の目を引きつけやすいです。

しかし1人でも多くの来場者に足を止めてほしいと思い、派手すぎる衣装や見た目では、よい第一印象を与えられない危険性があるので注意しましょう。

②声がけのプロ

ブース前に立って積極的に来場者を声がけし、ブース内に誘導するのがコンパニオンの役割の1つです。コンパニオンは声がけの間合いや自然なタイミング、笑顔での接客などに慣れているため安心して任せられます。

声がけのプロがいるとより多くの来場者に立ち寄ってもらえて、サービスや製品の認知度アップが期待できます。

③従業員の負担軽減

展示会で従業員がやらなければいけないことはいくつもあります。ブース前での集客や受付作業などを行ってくれるコンパニオンがいると、従業員の負担がかなり軽減されるでしょう。

コンパニオンは声がけのプロなため、安心して集客を任せられます。そのため従業員はブース内での自分の業務に専念できます。

コンパニオンの役割

ここではコンパニオンの役割を4つに分けて紹介します。

  1. 1.受付業務
  2. 2.カタログ、ノベルティなどの配布
  3. 3.アンケートの回収
  4. 4.展示ブースでの説明

それぞれ確認していきましょう。

受付業務

まずは来場者への案内や名刺の受け取りなどをする受付業務です。常に笑顔で円滑に受付業務を行うことが求められます。コンパニオンはモーターショーやアニメフェアなどの展示会だけでなく、学会やセミナーなどのかしこまった場所で受付を行うこともあります。

展示会によっては外国人の来場者が多いことが予想される場合もあり、語学のスキルを求められる可能性があります。複数の言語を話せるコンパニオンは重宝されるでしょう。

カタログ、ノベルティなどの配布

ブース前でクライアントが準備したカタログやノベルティなどを配布するのも、コンパニオンの役割です。限られた時間の中で製品やサービスの魅力をアピールするために、知識や経験が求められます。親しみやすい雰囲気を感じてもらうためにも、明るく笑顔での配布が大切です。

カタログやノベルティの数が少ない場合は、興味を持ってもらえそうな来場者を見極めて渡す必要があります。

アンケートの回収

ブースに立ち寄って製品の説明を受けたり、体験したりした来場者のアンケートの回収作業もコンパニオンが行います。アンケートを回収するだけの短い時間でも好印象を与える接し方が必須です。加えて製品の特徴や、魅力などを簡潔に伝えるコミュニケーション能力なども問われます。

展示ブースでの説明

展示ブースに立って製品の紹介をしたり、PRしたりするのもコンパニオンの重要な役割です。興味を持たれた来場者には、製品の詳しい特徴やメリットなどを伝える必要があるため、展示会前にしっかり知識を持っておかなければなりません。

カタログの配布やアンケートの回収とは違って製品の説明になると、来場者と接する時間が長くなります。より興味を持ってもらうためにはセールストークのスキルや、丁寧で好感度を与える話し方などが必要不可欠です。

コンパニオンはどこで依頼する?

次にコンパニオンの依頼方法をお伝えします。主に2つの方法があります。

  1. 1.コンパニオン派遣会社
  2. 2.展示会ブース施工業者

1つずつ解説していきます。

コンパニオン派遣会社

1つ目の選択肢はコンパニオン派遣会社です。しかし、数多くのコンパニオン派遣会社がある中で選ぶのは困難でしょう。派遣会社によって強みや料金設定などが異なるので、複数の会社を比較するのがおすすめです。

企画から運営まで行ってくれる会社もあれば、コスチュームの用意をしてくれる会社もあります。安さ重視で決めてしまうと、実績が少なかったりバックアップ体制がしっかりしていなかったりするため、注意しましょう。

展示会ブース施工業者

展示会ブース施工業者は主に展示会やイベントでブースの装飾、施工を行っている企業です。展示会に出展するために必要な資材を提供してくれたり、展示会後の営業までサポートしてくれたりするプランもあります。

「ブースコムプラス」はブースのデザインから施工、運営などトータルでサポートしている企業です。3,000社以上の制作実績があり、機材レンタルも行っています。自社ネットワークを使い、優秀なコンパニオンの手配も可能です。

50万円以上のブース施工を依頼した場合、コンパニオンが1名サービスになるお得なプランを用意しているのでぜひご検討ください。

コンパニオンの派遣にかかる相場費用

コンパニオンの派遣にかかる相場費用は1日1万5,000円〜2万円です。実績やバックアップ体制、強みなどによって各企業が設定している料金が異なります。人気の高いコンパニオンが多く所属している派遣会社も料金が高く設定されています。

コンパニオンの移動費や宿泊費などが費用に含まれていない場合もあるため、事前に確認が必要です。企業の雰囲気やイメージと合っているかどうか、予算は希望に沿っているか考えながら派遣会社を決めるとよいでしょう。

コンパニオンの選び方

最後にコンパニオンの選び方を3つ紹介します。

  1. 1.接客マナーなどの教育を受けているか
  2. 2.派遣にかかる費用は適切か
  3. 3.バックアップ体制は整っているか

上記で記載されているどの点も、よいコンパニオンを選ぶために大切なポイントです。しっかりチェックしておきましょう。

接客マナーなどの教育を受けているか

コンパニオンは展示会で企業の顔になる存在です。接客マナーや言葉遣いはもちろんのこと、コンパニオンの役割を理解しているかどうかも重要になります。事務所によっては接客マナーやコンパニオンとしての知識などを習得するために、レッスンを行っているところもあります。

実際にオーディションを行える場合は、直接会ってマナーがしっかり身についているか確認しておくと安心です。

派遣にかかる費用は適切か

派遣にかかる費用は企業によって大きく変わってきます。予算内の費用か、低すぎたり高すぎたりしないか調べておきましょう。最初に料金表を提示してくれる場合は一律で料金がわかるので安心ですが、都度見積もりをする場合は予想していたよりも高い費用になってしまう危険性があります。

かといって安さを求めすぎてしまい、自社のイメージと異なるコンパニオンを派遣されては後悔が残ってしまいます。費用だけでなくコンパニオンのスキルなども吟味したうえで、業者を選ぶようにしましょう。

バックアップ体制は整っているか

当日になってやむを得ず来る予定だったコンパニオンが欠勤する場合もあるでしょう。緊急の事態に対して、どのようなバックアップ体制を取っているのかもコンパニオンを選ぶうえで大切な点です。

会社によってはバックアップ体制を用意していないところもあります。一方でしっかりと代わりの人材を用意し、当日に対応できるようにしているところもあるのが事実です。当日になってコンパニオンが来れないことになると、従業員への負担が増えてしまいます。

それぞれの役割を変更しなければいけなくなるため、事前にバックアップ体制が整えられているのか調べておきましょう。

まとめ

展示会でのコンパニオンの利用は、従業員への負担が軽くなったり認知度アップが期待できたりするなどさまざまなメリットが考えられます。コンパニオンの依頼はコンパニオン派遣会社か展示会ブース施工業者のどちらかから選択可能です

展示会全体のサポートもお願いしたい場合は、展示会ブース施工業者に依頼するのがおすすめです。ブースコムプラスでは書類申請の代行からブースデザインの提案、コンパニオンの提供など展示会出展に向けたトータルサポートを行っています。

お問い合わせ・無料相談も受け付けているため、展示会への出展を控えている人や少しでも興味がある人はぜひお気軽にご連絡ください。

ブースコムプラス|展示会を、ワンストップでプランニング!

この記事を書いた人

ブースコムプラス 運営事務局

運営事務局ブースコムプラス

展示会出展やプロモーションイベント開催時のブース設営を行っているブースコムプラスの運営事務局です。