2024年7月26日

展示会でディスプレイを効果的に見せるコツー押さえるべきポイントも解説

展示会装飾集客

展示会でディスプレイを効果的に見せるコツー押さえるべきポイントも解説

2024年7月26日

展示会装飾集客

展示会でディスプレイを効果的に見せるコツー押さえるべきポイントも解説

展示会ブースのディスプレイは集客効果に関わります。出展商品が素晴らしくても、効果的なディスプレイでなければ、ブースに立ち寄ってもらえません。出展の成果を出すには、ディスプレイが重要です。

本記事では、展示会でディスプレイを効果的に見せるコツや、ディスプレイを考える際に押さえるべきポイントを解説します。ディスプレイを工夫して集客力を高め、出展の成果を出しましょう。

展示会でのディスプレイの重要性

展示会には多くの企業が出展し、それぞれ工夫をこらしたブースを設置します。そのため自社の展示ブースに集客するには、来場者の目に留まり、展示商品に興味を持ってもらえるようなディスプレイが必要です。

たとえば通路からよく見える場所に商品を展示すれば、ブースを訪れた来場者だけでなく、ブースの前を通りがかった来場者にも、どのような商品を取り扱っているか伝わります。

展示会のディスプレイを考える際に押さえておくべき3つのポイント

展示会のディスプレイを考えるときは、次の3つのポイントを意識しておきましょう。

  • ・展示会の目的の明確化とテーマの設定
  • ・出展商品の選定
  • ・来場者の導線を想定

①展示会の目的の明確化とテーマの設定

展示会に出展する際は、目的を明確にしておくことが大切です。目的が決まればターゲットを設定できるため、誰に何を伝えるか明確になります。

次に展示会のテーマを設定しましょう。テーマを設定すると、展示会の方向性をスタッフ全員で共有できます。テーマの設定は展示会の成功を左右する重要なものなので、ディスプレイを考える前に明確にしておきましょう。

②出展商品の選定

ディスプレイを決める前に出展商品の選定をしましょう。商品を展示できるスペースは限られています。ブースの広さによっては、出展商品を1つに絞り込んだ方がよいでしょう。新商品をアピールするのか、または既存の人気商品にするのか、展示会のテーマを考慮して決めましょう。

③来場者の導線を想定

ディスプレイを考えるときは、来場者の導線を想定して什器のレイアウトを決めることも重要なポイントです。ブースを訪れた来場者がわかりやすいように展示し、商品を自然に手に取りやすいように配置しましょう。

また、入り口は広いスペースを確保し、何の展示をしているかわかるような装飾にすると入りやすい印象を与えられます。

展示会でディスプレイを効果的に見せるコツ

展示会でディスプレイを効果的に見せるには、視覚的な販売戦略や消費者心理を考慮するのがコツです。それぞれ詳しく解説します。

視覚的な戦略であるVMDの考え方を取り入れる

視覚的な販売戦略のVMDは、アパレルやスーパーなどの売場作りで活用されています。照明や陳列方法など視覚的な工夫を加えて、消費者が商品やサービスに魅力を感じるように導き、売上アップを狙う手法です。

VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)とは?

VMDとはVisual Merchandising(ビジュアルマーチャンダイジング)の略で、視覚的な販売戦略を意味します。商品を戦略的に配置して購買意欲を高めるとともに、ブランドイメージを強化する効果もあります。

VMDで重要な3つの要素

VMDは「VP」「PP」「IP」の3つの要素で構成されています。3つを適切に行うと、来場者が商品を見やすいディスプレイを作れます。

VP(ビジュアルプレゼンテーション)とは、企業のブランドコンセプトや商品をビジュアル的に表現することです。展示会では、看板やポスターを使ってブースのテーマやコンセプトを伝え、来場者にブースに立ち寄ってもらうきっかけを作ります。

PP(ポイントオブプレゼンテーション)とは、商品に注目させることです。展示会では、ブースを訪れた来場者に自社の商品やサービスがどのようなものか一目でわかるような仕掛けを施しましょう。

IP(アイテムプレゼンテーション)とは、商品を分類して陳列し、顧客が見つけやすいようにすることです。展示会では来場者が見やすいように商品を分類してレイアウトし、手に取りたくなるような配置にしましょう。

効果的なVMDを行うためのディスプレイの基本構成

VMDの効果を高めるディスプレイの基本構成には、以下の4つがあります。

  • ・トライアングル:高さが違う商品は背が高い商品を中央に置いて正面から見たときに三角形になるように配置する
  • ・シンメトリー:左右対称に陳列する
  • ・アシンメトリー:左右非対称に陳列する
  • ・リピート:規則性を持たせて商品を陳列する

トライアングルは、サイズが違う商品の陳列にまとまりが出て、安定感を持たせられます。シンメトリーは左右対称なので落ち着きのある印象に。一方、アシンメトリーは左右非対称なので、個性的でカジュアルな印象をもたらします。リピートはリズム感が生まれ、特定の商品を目立たせられます。

ディスプレイにこれらの構成を取り入れると、商品を魅力的に見せることができます。展示商品やターゲットを考慮して、適切な基本構成を選びましょう。

AIDMA(アイドマ)の法則を意識する

ディスプレイで来場者を引き付けるには、AIDMA(アイドマ)の法則を意識するのも効果的です。AIDMAの法則は消費者の行動心理に基づいたものなので、ブースの訴求力が上がります。

AIDMAの法則とは?

AIDMAの法則とは、消費者が商品やサービスなどを知ってから実際に購入につながるまでの消費活動の過程を意味するマーケティングのフレームワークです。消費者が起こす以下の行動の頭文字が取られています。

  • ・Attention(注意)
  • ・Interest(興味)
  • ・Desire(欲求)
  • ・Memory(記憶)
  • ・Action(行動)

来場者の目につきやすい位置にディスプレイするとAttention(注意)やInterest(関心)を引き起こしてブースに入るきっかけを作れます。関心を持ったものを欲しいと思うDesire(欲求)は、目を引くディスプレイによって、ブース内の掲示物を見てもらうように工夫します。パンフレットも自由に手に取りやすいように置いておきましょう。

ブースで見聞きしたことが印象に残るように工夫するとMemory(記憶)につながります。パンフレットを持ち帰ると情報を確認できるので、記憶を呼び起こすことができて商談や購買のAction(行動)につなげられます。

ディスプレイについても展示会ブース施工業者に相談しよう

展示会ブースのディスプレイは、来場者に商品やサービスをアピールするための効果的な見せ方が重要です。ノウハウが豊富な展示会施工業者に相談すれば、最適なディスプレイの提案をしてもらえるでしょう。

ブースコムプラスは展示会のプランニングからブースデザイン、施工、アフターフォローまで、すべての工程をワンストップで提供しています。これまでに3,000社以上のイベントをプロデュースした実績があり、展示会に関わるすべてをトータルサポートいたします。

ディスプレイをどのようにすれば効果的かお悩みの方は、ぜひブースコムプラスへご相談ください。

ブースコムプラスの施工事例

ブースコムプラスでは、お客様に展示会出展の目的や趣旨などをお尋ねして、コンセプトを設定します。コンセプトを軸にお客様の商品を輝かせる企画・演出装飾をプランニングいたします。

1小間〜大型展示の20小間など、経験豊富なデザイナーがお客様の意図を汲みながら、小間の位置や来場者の導線も考慮して最良なブースプランをご提案。ディスプレイだけでなく、展示会に関わるすべてをトータルサポートいたします。

展示会開催の約2週間前から造作物の事前制作などを進めていき、設営日には集客・アピール力の高い空間演出を作り上げます。開催当日に追加・変更のご要望があれば、迅速に対応できる体制を整えているのでご安心ください。

まとめ

展示会ブースのディスプレイは、集客を左右する重要なポイントです。VMDやAIDMAの法則を意識して、ディスプレイを効果的に見せましょう。

ブースコムプラスは展示会のすべての工程をトータルサポートしています。ディスプレイのデザインはもちろん、機材レンタルや配布物の手配、プレゼン用の映像制作、コンパニオンや運営スタッフの派遣など展示会に関わるすべてをワンストップで提供可能です。

展示会の出展を検討中の方、準備にお困りの方は、ブースコムプラスにお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

ブースコムプラス 運営事務局

運営事務局ブースコムプラス

展示会出展やプロモーションイベント開催時のブース設営を行っているブースコムプラスの運営事務局です。