「展示会のブースを魅力的にして、より多くの来場者に足を止めてほしい」「展示会出展担当を任されたものの、どのようにしてブースをおしゃれに見せられるのかがわからない」などの悩みをお持ちではありませんか?
展示会のブース制作次第で、どのくらい新しい顧客を獲得したり新サービスを知ってもらえたりできるかが大きく変わってきます。本記事では展示会のブースをおしゃれにするためのポイントや方法、事例などをご紹介します。展示会を成功させ、目標を達成するためにぜひ参考にしてください。
来場者が展示会に来る目的を理解しよう
まずは展示会に出展するにあたって、来場者がなぜ展示会へとやって来るのか目的を理解することが大切です。来場者が展示会へ足を運ぶ大きな目的が、情報収集です。ほとんどの来場者は商品を即決して購入しようとは考えていません。
自分や自社にメリットがある商品やサービス、ヒントとなる情報などを探し求めて展示会に訪れます。来場者は限られている時間のなかでブースを回ります。なかには仕事や用事の合間にできた隙間時間に来る人もおられるでしょう。
展示会には数多くの企業が出展しており、すべてのブースを回るのは困難です。しかし来場者は少しでも多くの情報を得るために、可能な限りの数のブースを回りたいと思っています。
展示会の規模が大きいほど、来場者が立ち止まれるブースの数は限られてくるため、一目で興味を持ってもらえるブースを制作する必要があります。
展示会のブースをおしゃれにする方法
それでは展示会のブースをおしゃれにするための方法を2つ解説していきます。
- 1.情報収集する
- 2.展示会ブース制作会社に依頼する
順番に見ていきましょう。
情報収集する
展示会のブースをおしゃれにするために役立つおすすめの方法は、Google検索やPinterestでの情報収集です。ネットで検索する場合、ほとんどの人がGoogle検索を利用するでしょう。Google検索でもさまざまなブースのデザインが見つかりますが、Pinterestではよりよいデザインを見つけられる可能性が高い傾向にあります。
Pinterestは気に入った画像にピン留めできる機能があり、自分だけのオリジナルアルバムを作成できます。似ている画像がどんどん見つけられるので、好みに合ったデザインを探しやすいでしょう。Google検索やPinterestを積極的に活用し、展示会で出展するためのおしゃれなブースへのイメージをふくらませていきましょう。
展示会ブース制作会社に依頼する
展示会への出展経験がない人にとって、魅力的なブースを制作するのはハードルが高く、プレッシャーも大きいはずです。プロの助けがほしいと思った人は、展示会ブース制作会社に依頼するのも1つの手になります。
展示会ブース制作会社は、主に4種類のタイプに分かれています。デザインに力を入れて他社と差をつけたい人は、デザイン会社に依頼しましょう。しかし展示会でのブース制作を依頼可能かは企業によって異なるため、事前に確認する必要があります。
2つ目は企画・プランニング会社です。展示会出展に対して何もわからず、どのようにしてスタートしていけばよいのかわからない人におすすめの依頼先になります。企画・プランニング会社はマーケティングやセールスプロモーションを知り尽くすプロです。
集客方法はもちろんのこと、企画からいろいろなアドバイスをもらえるでしょう。しかしデザインや施工などは外注する場合がほとんどで、費用がかさんでしまう恐れがあります。
3つ目は施工会社です。年々展示会専門の施工会社が増えてきているため、安心して任せられます。
施工会社には自社で展示会に出展するための機材や、資材などの倉庫や工場を所有している企業が多くあります。そのためコストを抑えてブース作成を依頼できるのが魅力です。
4つ目が広告代理店です。
広告代理店には顧客を増やす重要な存在の広告全般を任せられるため、展示会での出展効果が期待できます。これまで紹介したデザイン会社や企画・プランニング会社、施工会社などをパートナー企業としている広告代理店もあるため、全般的な展示会への相談が可能です。
展示会のブースを制作する際のポイント5つ
ここでは展示会のブースを制作するときの5つのポイントを紹介します。
- 1.サービス・商品を分かりやすくする
- 2.照明の当て方に注意する
- 3.来場者の動線も考える
- 4.来場者のニーズに合ったブースにする
- 5.ブース内で統一感をもたせる
1つずつ確認していきましょう。
①サービス・商品を分かりやすくする
ブースを見たターゲットの来場者が自分もしくは自社が求めるサービス・商品なのかすぐ認識できるように、分かりやすくすることが重要です。展示会に出展する際、多くの企業は社名やブランド名、商品名などを目立つようにしがちです。
しかしターゲットにとってのメリットが一目で分かるように工夫しなければ、サービス・商品を知ってもらうどころかなかなかブースに立ち寄ってもらえません。サービスや商品が見えやすく、触れやすい位置にあることがポイントの1つです。
ブースのなかに入らなければサービス・商品を詳しく知ることができない場合、勇気が出ずに足を止めない来場者もおられます。気軽に立ち寄れるブースにするためにも、売り出したいサービス・商品の設置場所の工夫が欠かせません。
②照明の当て方に注意する
照明の当て方はブース全体の印象と商品へのイメージに大きな影響を与えます。ブース全体が暗いと、雰囲気も暗く感じてしまい、来場者が立ち寄りにくくなってしまいます。かといって明るすぎても目が疲れてしまったり、入りにくい印象を与えたりしてしまうでしょう。
ブース全体だけでなく、展示物やパネルが見やすいように照明の当て方を工夫するようにしてください。とくに見てもらいたい商品にピンポイントで照明を当てることによって、来場者からの注目が集まります。説明文も読みやすいように明るさに気をつけましょう。
③来場者の動線も考える
展示会で出展するときのブースの位置は、自分で決められるわけではありません。抽選で場所が決まったり、運営事務局が決めたりするなど、自分たちにとってベストな場所にブースを設置できる可能性は低いでしょう。
来場者の動線を考えつつ、開放的なブースにすることが成功の秘訣です。ターゲットに足を止めてもらえたとしても、ブース内が混雑していては入りにくく、ほかのブースに行ってしまうかもしれません。
またサービス・商品を見やすい配置になっていること、見てほしい流れで回ってもらえる動線になっていることも考慮しましょう。
④来場者のニーズに合ったブースにする
前述した通り、来場者が展示会で見て回れる時間は限られています。ターゲットとしている来場者にブースの存在を気づいてもらうために、来場者目線に立ってブース制作をしていく必要があります。
ブースに立ち寄ってくれた来場者に足を止めてよかったと思ってもらえるよう、サービス・商品のアピール方法や動線などをしっかり考えておきましょう。
⑤ブース内で統一感をもたせる
統一感があるブースとないブースでは、来場者に与える第一印象が大きく変わってきます。企業や商品などのイメージカラーがある場合は、そのカラーを用いてブースを制作していくと統一感をもたせることができます。
イメージカラーがない企業は、メイン商品やサービスに沿ったレイアウトを作成していきましょう。展示会は自社の魅力を伝えられる特別な機会なので、できるだけ多くの商品を紹介したくなる人もおられるかもしれません。しかし統一感がなくなってしまうため、情報量が多くなりすぎないように注意してください。
展示会のブース制作はプロに任せよう
「ブースコムプラス」では、ブースのデザインから施工・運営・機材のレンタル・出展後の営業活動サポートまでトータルで行っています。制作実績は3,000社以上で、これまでの経験から豊富なアイデアとアドバイスを提供しています。
別途で費用がかかりますが、備品保管や発送サービス、マニュアル・台本の制作サービスなども対応可能です。一式お任せで19.5万円からお受けしています。お問い合わせや無料相談も行っているので、ぜひお気軽にご連絡ください。
まとめ
展示会で新しい見込み顧客を獲得したり多くの人に自社のサービス・商品を知ってもらうためには、ブースの制作でいかに工夫するかが大切なポイントになってきます。Google検索やPinterestなどからアイデアを得ることも可能ですが、プロの助けがほしい人は展示会ブース制作会社への依頼がおすすめです。
ブースコムプラスは制作実績が豊富で、コストも抑えて展示会ブースの制作ができます。制作事例一覧も載っているので、ぜひ一度ご覧ください。
この記事を書いた人
運営事務局ブースコムプラス
展示会出展やプロモーションイベント開催時のブース設営を行っているブースコムプラスの運営事務局です。