2024年7月26日

展示会で動画は効果的?動画を使うメリットや制作する際のポイントを紹介

展示会集客

展示会で動画は効果的?動画を使うメリットや制作する際のポイントを紹介

2024年7月26日

展示会集客

展示会で動画は効果的?動画を使うメリットや制作する際のポイントを紹介

展示会で動画を活用する企業が増えています。動画を活用すれば来場者の興味・関心を高められ、自社ブースへの集客がアップするでしょう。

本記事では、展示会で動画を使うメリットや制作する際のポイントなどを解説します。展示会での動画活用にどのような効果があるのか気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

展示会で使う動画とは?

展示会で使う動画には、主に次の2種類があります。

  • ・サービスや商品の紹介動画
  • ・会社の紹介動画

サービスや商品の紹介動画

サービスや商品を動画で紹介すれば、文字だけや静止画よりも魅力が伝わります。自社ブースでの展示が難しい大型商材でも、動画を活用すれば詳しく説明できます。来場者の興味を引くように、利用シーンやメリットを提示しましょう。

来場者の興味を引くために作成する「ティーザー動画」と呼ばれるものもあります。ティーザーには「焦らす」の意味があり、情報を小出しにして、すべてを説明するわけではありません。たとえば「このような課題を解決します」と提示して来場者の興味を引き、ブース内に誘導したら詳しく説明する目的で制作します。

会社の紹介動画

会社の紹介動画を制作して、展示会で映像を流すこともあります。展示会への出展目的が認知拡大の場合、会社の紹介動画は効果的です。一般的に事業内容や作業風景、社員へのインタビューなどで構成されます。

展示会で動画を使う4つのメリット

展示会で動画を活用すると主に次の4つのメリットがあります。メリットを意識して動画制作しましょう。

来場者の目に留まりやすい

展示会には多くの企業が出展し、ブースが立ち並びます。来場者がブースの前を通る時間はわずか数秒といわれ、その短い時間内に自社のブースに興味を持ってもらわなくてはなりません。

動画には動きや音があります。静止画や文字に比べて来場者の目に留まりやすいため、活用することで来場者がブース前で足を止めるきっかけになるでしょう。

短い時間で情報提供できる

動画を活用すれば商品やサービスの特徴、使用シーンなどを短い時間でわかりやすく紹介できます。展示会の来場者は複数のブースを回るため、一つのブースに滞在する時間は限られています。短い時間で多くの情報を提供できる点が、動画を活用する大きなメリットです。

商品やサービスのイメージをしやすい

動画は商品やサービスの使い方などをイメージしやすいこともメリットの一つです。パンフレットやポスターなどの静止画を使った説明ではイメージが伝わりにくいこともありますが、動画を活用して説明すると、来場者もどのような商品・サービスかイメージしやすいでしょう。

営業活動の効率が上がる

動画で商品やサービスの基本的な情報を見てもらうと、大まかなイメージが伝わります。その後にスタッフが詳細な説明をすれば、来場者の理解度や購入意欲が向上するでしょう。動画は静止画より多くの情報を伝えられるため、スタッフによる説明の時間を短縮できて営業活動の効率が上がります。

また、お客様からよくある質問を動画内に盛り込んでおけば、毎回説明する手間が省けるため、生産性の高い商談を行えるでしょう。

展示会動画の制作費用相場

展示会動画の制作は、制作会社に依頼するのが一般的です。動画制作を依頼した場合の相場をアニメーション動画と実写動画に分けて紹介します。

アニメーション動画はクオリティによって相場の幅が広いです。動きの細かさや尺の長さによっても価格が異なります。一般的には20万〜100万円程度ですが、3DCGを用いる場合の相場は100万円〜300万円になります。

一方、実写動画を制作する場合の費用相場は50万〜100万円程度です。実写動画は企画・撮影・編集の各工程で人件費が発生します。とくに撮影の工程はスタッフやキャストなどの人件費や機材費に加え、交通費や宿泊費が必要になるケースもあり、撮影の規模によって費用が大きく左右されます。

展示会の動画制作をする際のポイント5つ

展示会の動画制作をする際のポイントを5つ挙げます。動画は他のブースでも流れている可能性があるため、他社との差別化も大切です。

①映す画面を考慮する

展示会で流す動画は、どのくらいのサイズの画面に映すか考慮して制作しましょう。ノートパソコンで見るときれいな画像でも、大きなディスプレイに映すと映像が荒くなる場合があります。あらかじめ画面のサイズを決めたうえで、動画を制作しましょう。

②なるべく短い動画にする

展示会の来場者は多数のブースを見て回るため、短時間でも商品やサービスの内容が伝わるよう、なるべく短い動画にしましょう。15〜30秒くらいで、長くても1分程度が目安です。

長い動画を流すより、伝えたいポイントをまとめた短い動画を何度も繰り返し流す方が効果的です。

③テロップをつける

展示会の会場はBGMや話し声でにぎやかなので、動画の音声がかき消されて聞き取れないことがあります。重要なポイントが伝わるように、動画にはテロップを入れましょう。少し離れていても見えるように、大きめに表示させるのがポイントです。

④音にもこだわる

展示会動画は音にもこだわりましょう。音によって動画の存在に気づく来場者もいるからです。効果音や自社のキャッチコピー、キャッチーな宣伝フレーズを入れると来場者の印象に残ります。動画で流す音楽やナレーションの声にもこだわりましょう。

⑤動画の役割を決めておく

展示会で動画を効率的に活用するには、動画にどのような役割を持たせるか決めておきましょう。担当者の役割と重複しては意味がありません。担当者と動画で役割分担できるようにしておきましょう。

たとえば商品やサービスを紹介する動画を流して来場者がイメージをつかんでから、担当者が詳細な説明を行います。先に動画で大まかな説明を見ておいてもらえば、担当者が詳細な説明をした際の理解度アップにつながります。

または商品の紹介や会社を紹介する役割は動画に任せ、担当者は来場者の対応に専念するなど、完全に役割分担するのもよいでしょう。

展示会で活用できる動画事例

展示会で活用できる動画事例を5つご紹介します。動画制作を検討する際は、参考にしてみてはいかがでしょうか。

株式会社freee「人事労務フリー」の紹介映像

株式会社freeeが提供している「人事労務フリー」は、給与計算や人事労務業務を効率化できるクラウド型のソフトウェアです。アニメーションを用いてサービスの特長をわかりやすく説明しています。カラフルでありながら、派手すぎない色使いと軽やかなBGMが印象的です。また、ナレーションに加えてテロップも入っているので、内容を理解しやすい紹介映像となっています。

株式会社コガネイ「IFPEX」展示会動画

株式会社コガネイは、空気圧+エレクトロニクスの技術を用いて、産業の自動化・省力化をバックアップするパイオニア・カンパニーです。IFPEX(フルードパワー国際見本市)は、油圧、空気圧、水圧に関する日本唯一の産業見本市です。コガネイの「IFPEX2021」展示会動画は、「ロボットハンドリング機器」「自律走行ロボット&自動エア供給機器」「I/Oターミナル&システム」が課題解決のためにどのような技術を実現しているか、映像とテロップ、BGMのみで紹介しています。

ASOBOAD「展示会向け企業紹介」

展示会向け企業紹介のサンプル映像です。バーが上下、左右、斜めに画面を横切るたびに画像が切り替わり、企業の取り組みや特徴を解説するテキストが表示されます。ナレーションを入れると商談の邪魔になる恐れがあるため、音はあえてBGMだけに絞り、テロップのみで解説しています。

株式会社ヤマウチの企業紹介動画

創業から90年、さまざまな事業を手掛けている株式会社ヤマウチの企業紹介動画です。オフィスや工場などで生き生きと働くスタッフの姿が次々と映し出され、テロップなしのナレーションで事業内容などが紹介されます。後半は大勢のスタッフが笑顔で登場します。カラフルな背景と「Move to Happy」というメッセージが印象的です。

神戸鈑金工業株式会社の企業紹介動画

1944年の創立時より、鈑金加工事業に専念する神戸鈑金工業株式会社の企業紹介動画です。音声は静かなBGMのみで、ナレーションはありません。序盤に「to the next 100 year」のテキストが表示されるだけで、企業を紹介するテロップもなしです。高砂の本社工場や広島のサプライセンターの外観、スタッフの作業風景が淡々と映し出され、仕事に対する真摯な姿勢が伝わってきます。

展示会の動画を制作するならプロに依頼しよう

展示会の動画を制作するならプロに依頼するのがおすすめです。動画制作会社は数多くあるので、得意分野を確認して選ぶのがよいでしょう。

ブースコムプラスは展示会をトータルサポートしています。これまでに3,000社以上のイベントをプロデュースした実績があるので、展示会のことならお任せください。映像制作も請け負っているので、展示会に使う動画制作を検討中の方は、ぜひご相談ください。

まとめ

展示会で動画を活用すると、来場者の目に留まりやすく、商品やサービスをイメージしやすいなどのメリットがあります。営業活動の効率化にも役立つため、展示会に出展予定の方は動画の活用を検討してみてはいかがでしょうか。

ブースコムプラスはプランニングの提案からブースデザインの提案、施工・運営・機材レンタルまで展示会をワンストップでサポートしています。映像制作サービスも行っているため、展示会で流す動画を制作したい方、展示会をトータルでサポートできる会社をお探しの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

ブースコムプラス|展示会を、ワンストップでプランニング!

この記事を書いた人

運営事務局

運営事務局ブースコムプラス

展示会出展やプロモーションイベント開催時のブース設営を行っているブースコムプラスの運営事務局です。